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リハビリ?投薬?
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パーキンソン病の投薬治療による副作用がひどい…、快方に向かわない…。そんな方におすすめの、投薬を行わない画期的なリハビリ施設を紹介しています。

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パーキンソン病の投薬治療

2019年現在、パーキンソン病の治療は、主に投薬によって行われています。本項では、 パーキンソン病における薬物治療の目的や、実際に用いられている薬の特徴、そして実際の治療の流れについて解説します。

パーキンソン病における薬物治療の目的

パーキンソン病患者さんに行われる投薬治療の目的は、病気を根本的に治療することではなく、「症状を緩和させる」ことにあります。

パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質である「ドパミン」が不足して起こります。そのため、薬を使って体の外からドパミンの働きを補えば、症状を和らげることが可能なのです。

しかし、「そもそも、なぜドパミンが減少してしまうのか」という部分については、未だ明らかになっていません。根治ではなく症状の緩和を目的として治療が行われているのは、こうした理由によるものです。

パーキンソン病の治療に使われる薬の種類

治療に用いられる薬には、「ドパミンを補うもの」と、「ドパミンを補う薬の働きを補助するもの」があります。

ドパミンを補う薬

L-ドパ(レボドパ)

ネオドパストン、マドパー、メネシットなど

L-ドパは、体の中(脳の中)に入ると代謝され、不足しているドパミンになる薬です。治療の初期から用いられますが、早期に多用すると、日内変動(薬の効く時間が短くなってしまうこと)などの合併症を起こしやすくなると言われています。

ドパミンアゴニスト

ビ・シフロール、ミラぺックス、パーロデル、ベルマックスなど

脳の中にあるドパミン受容体を刺激するとともに、ドパミンに似た働きで症状を和らげる薬です。L-ドパよりも作用時間が長く、日内変動を起こしにくいという特徴があります。

ドパミンアゴニストは、ビ・シフロールなどの「非麦角系」と、パーロデル等の「麦角系」の2種類に大別することができます。非麦角系のドパミンアゴニストは、麦角系の薬剤より後から開発されたものです。

麦角系・非麦角系ともに副作用の懸念はありますが、とくに麦角系の薬剤の場合は、副作用として心臓弁膜症をきたす可能性があることが知られています。そのため、初めは非麦角系の薬剤で治療を開始するのが一般的です。

アポモルフィン

アポカイン注射薬など

飲み薬を増量してもで十分な効果が得られない際に用いられる、非麦角系ドパミンアゴニストの注射薬です。

補助的に用いられる薬

抗コリン剤

アーテン、アキネトン錠など

ドパミンと拮抗する物質・アセチルコリンを抑制することで、相対的にドパミンの働きを強めるための薬です。

塩酸アマンタジン

シンメトレル、塩酸アマンタジン錠など

体内でのドパミンの合成や、ドパミンの放出を促進する薬です。また、意欲低下や自発性の低下といった症状の改善にも効果が期待できると言われています。

MAO-B阻害剤

エフピー錠など

ドパミンを分解するMAO(monoamine oxidase、モノアミン酸化酵素)の働きを抑制し、ドパミンが減少するのを防ぐ薬です。

COMT阻害剤

コムタン錠など

L-ドパを分解する酵素の働きを抑制し、L-ドパの作用を助ける薬です。症状の日内変動が見られる場合に用いられます。

ドロキシドパ

ドプス錠

すくみ足の症状改善に使用されます。ドパミンが減少すると併せて不足し、足のすくみに関係が深いと言われている神経伝達物質・ノルエピネフリンを補う薬です。

ゾニサミド

トレリーフ錠

L-ドパと併用することで、ふるえや日内変動を緩和する薬です。

アデノシンA2A受容体阻害剤

ノウリアスト錠

L-ドパと併用することで、運動機能の低下や日内変動を抑える薬です。

ドパミンが不足すると、アデノシンという物質が優位になり、運動機能を阻害する物質が過剰に分泌されると言われています。アデノシンA2A受容体阻害剤は、アデノシンの働きを抑制することで症状の改善に働きかけます。

薬物治療の進め方

初期の治療

パーキンソン病を発症しても日常生活には特に支障をきたしていない場合、まずは薬を使わずに経過を見ます。経過観察中に症状が進行し、仕事や生活に影響が出始めたら、その段階で薬物による治療を開始します。

初期の治療には、ドパミンアゴニストを用いるのが一般的です。ただし、物忘れの症状が強い場合や、患者さんが70歳以上の高齢である場合などには、L-ドパで治療を開始することも。 その後は、症状の度合いに応じて薬を増やしたり、まだ使っていない薬を追加したりします。

合併症の治療

パーキンソン病の場合、薬物治療が顕著な効果をもたらすのは5年間程度であると言われています。治療期間が伸び、薬の効きが悪くなってくると、以下のような合併症が現れることがあります。

  • 日内変動…薬の効く時間が短くなる現象
  • オン-オフ現象…症状が突然良くなったり、悪くなったりする現象
  • オンの遅れ…薬の効果が出るまでの時間が長くなる現象
  • オンの消失…薬の効果がなくなってしまう現象
  • 不随意運動(ジスキネジア)…意思とは関係なく、体の一部が動いてしまう現象

こうした合併症の対策としては、「注射薬を用いる」「薬の服用回数を増やす」「薬の吸収を高める工夫をする」といったものが挙げられます。また、ゾニザミドやアデノシンA2A受容体阻害剤といった、合併症を緩和するための薬を用いることもあります。

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